国民強靭化

 最近、人間の危険に対する感受性が低下しているように感じています。我々は『自分と家族の安全が世の中で最も重要である』のに、危険への捉え方が弱体化しているのではないか?群馬大の片田教授が諭されているように、今一番取り組まなくてはならないのは、『国土強靭化ではなく国民強靭化』なのです。自分に迫りくる危険を回避・除去しなくてどうするのですか? だれもあなたを守ってくれません。

 建設業も製造業も運輸業も労働する上で必ず危険が伴います。その危険に対する感受性を向上させることが、我々が無事に働いてゆく原点です。小生も建設現場で約30年働いてきました。その中で多くの危険を体験してきました。こうして生きてこられたのは、運がよかったとしか思えません。運が悪かったらたぶん亡くなっていたのではないかと思います。災害は必然的に起こり、ケガの程度は『神のみぞ知る』というのが小生の理論です。

 皆様もどういうことをしたら危ないのか? どうしてそんな危険なことをしてしまうのか? 危険なことを行なう背景に何があるのか? どんな心がそんなことをさせるのか? 等を理解する事が危険を避けるうえで重要です

片田教授は人間の危険特性の弱体化を危惧しておられ、国民の強靭化が必要と説いておられます。全く同感です。

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