不安全行動は事故の原因ではない

毎月、安全教育訓練を行なっていますが、その中で今回は「不安全行動について」の講話をいたしました。「不安全行動は事故の原因ではない」これが小生の持論です。

「不安全行動」も「不安全状態」も事業者の管理の欠陥から生じます。「不安全行動」という言葉には『事故を起こすのは危ないことをした労働者が悪い。』という事業者の悪意を感じます。小生は労働者に「不安全行動」をさせた『要因』に注目しています。この『要因』が事故原因の真相です。事業者はここに注目して労働者教育や安全指導を行なわなくてはなりません。これは「人間育成教育」であり、とても時間がかかりますが、しっかり教育された労働者はあなたの会社に「安全と顧客の信頼と利益」をもたらしてくれます。この『要因』は人の心の中に住むさまざまな感情が引き起こします。とても複雑であり小生は意識的に行なう不安全な行動を不安全行動と位置づけ7つに分類し、無意識的に行なう不安全な行動をヒューマンエラーと位置づけて2つに分類して説明しています。これを理解して各人が『自分の危険体験』を検証して自分は何が危険要因なのかを自問自答しなければ本当の危険回避・除去はできません。それを組織的に管轄を決めて行うのが事業者の義務です。

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