バックホウの用途外使用について

 先日、安全パトロールを行ないました。パトロールを通して危険回避に少しでもお役に立てれば幸いと考えています。

 講評でバックホウの用途外使用についてお話をいたしました。多くの方は用途外使用は法違反と考えていますが、現場環境によっては法的な条件を満たせば認められております。現場環境とは

 1.狭隘な現場で移動式クレーンを持ち込むことが危険を招く場合、

 2.荷のつり上げ作業以外の作業を行う場合で危険を及ぼうおそれのない場合

これらについても詳細な条件が付されており、それらの条件をすべて遵守していないために、法違反になると考えられます。

 最近は移動式クレーン対応のバックホウが使用されていますが、クレーンモードに切り替えをしないで使用すると用途外使用になりますので、事業者は安全指示の徹底と作業状況の監督をお願いします。

 用途外使用がなぜ禁止されているかは簡単な理由です。機械の転倒、吊荷の振れ・落下などにより、オペレーターや近隣作業員の死亡災害や重篤な災害が多発しているからです。事業者は労働者に用途外使用についての正しい知識と危険感受性の向上教育をぜひお願いいたします。

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